2024年7月14日日曜日

オンライン報告会動画配信のお知らせ

7月12日に行われたオンライン報告会には、たくさんのご参加をいただきありがとうございました。 Zoomでのレコーディングさせていただいた動画をYouTubeにアップさせていただきました。 ご参加難しかった皆さまも一度ご覧いただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。

URL:https://youtu.be/9hQqYrkFGqs



2024年7月11日木曜日

能登半島地震災害復興支援における名古屋教区の基本方針

名古屋教区では、能登半島地震発災から半年が経ち、被災地の状況やこれまでの支援活動を関係者とともに評価し、これからの方向性を確認した上で、『名古屋教区の基本方針』を松浦司教が発表されました。

なお、わたしたちサポートセンターもこの基本方針のもと、これからも地域の復興支援をおこなってまいります。今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。




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Prot.No.33 /2024
2024年7月11日
皆さま
カトリック名古屋教区
司教 松浦悟郎


能登半島地震災害復興支援における
名古屋教区の基本方針
誰ひとり、置き去りにしないように
―声なき声を聴き、ともに歩みながら―

はじめに
2024年1月1日、多くの人が新年の団らんのうちに過ごしているとき、能登半島に大地震が発生しました。突然の地震で多くの方が亡くなり、また、一瞬のうちに愛する人を失い、生活の場と将来への見通しを失った方々の苦しみは計り知れません。同じく、能登半島にある教会やカトリック幼稚園に関わる方々も大きな被害を受けました。被災されたすべての方々のために心からお祈りいたします。
発災直後から、日を追うごとに被害の大きさ、能登半島という地域状況から支援の難しさなどが明らかにされていきました。こうした中、発災翌日にはカリタスジャパンやERST(緊急対応支援チーム)らの支援協力の申し出があり、教区としては早い段階で「カリタスのとサポートセンター」を立ち上げるなど、支援体制に入ることができました。また、日本全国、そして海外からも多くの祈りと募金が届けられ、わたしたちにとって大きな励ましと支えになりました。心から感謝いたします。
発災から半年が経った今、被災地の状況やこれまでの支援活動を関係者とともに評価し、方向性を確認しました。
今後、名古屋教区は次の基本方針にしたがって、支援活動をおこなっていきます。


支援の基本方針
能登半島地震被災者の声に応えながら、「誰ひとり、置き去りにしないように」という心をもって関わります。そのために、「声なき声」を聴こうとする姿勢を大切にします。

※この方針を、教会、地域を問わず、被災されたすべての方々との関わりの中心に置きます。

※被災者への関わりは、すべての人に招かれていることです。直接、被災地へ赴くことができなくても、祈りや物資を送ることを通して支援することもできます。さらに、私たちの身近にいる人で「置き去りにされている人」、「苦しみの声をあげられない人」に気づき、この方針を生きることを通して被災者への関わりにつながることができます。

※この基本方針のもとに、カリタスのとサポートセンターが地域の復興支援をおこないます。



カリタスのとサポートセンター活動方針は以下のとおりです。

カリタスのとサポートセンター活動方針
一人ひとりが大切にされる社会の実現のために、被災地で関わる人々とともに生きます。 そのために、次のことに取り組みます。

①人々の中に出向いていき、声なき声に耳をすませます 被災地の人々との出会い、関わりの中から聞こえてくる内なる思いや願いを大切に、ともに歩みます。特に支援にあたっては、交わりの場に来ることができない人々のところに出向いていくことを大切にします。
【おもな活動: 水支援、仮設住宅・在宅避難者訪問、ニーズ調査など】


②交わりの場をつくります
被災地の住民どうし、ボランティア、想いを寄せる人々をつなぐ活動を展開します。
【おもな活動: 『じんのびカフェ』、仮設住宅でのサロン活動、幼稚園や教会を通しての地域とのつながりなど】


③お互いに活かしあう場をつくります
被災者・支援者の立場を超えて、互いの存在を活かしあえる活動を展開します。
【おもな活動: ボランティア派遣、社会福祉協議会や他団体との協力・連携など】

④つながりの輪を広げます
これらの取り組みと祈りを通して、「見える・見えない」つながりの輪の広がりを共有していきます。
【おもな活動: 情報発信、『ついたちの祈り ついとうの祈り』、視察、評価など】


募金について
復興への道のりは数年に及ぶことが想定されますので、引き続き募金を継続させていただくことにいたします。
教会復興は名古屋教区へ、地域支援はカリタスジャパンへと目的を明確に分けた上で、ご協力をよろしくお願いします。

■名古屋教区
郵便振替口座番号 00810-5-50605 (通信欄に「のと」か「NOTO」とお書き下さい)
加入者  カトリック名古屋教区
目的:教会関係の被災者や教会復興のために。ただし、振り込みの備考欄に「幼稚園のために」などの目的が書かれていれば、そのために使わせていただきます。

■カリタスジャパン (ホームページをご覧ください)
郵便振替口座番号 00170-5-95979 (通信欄に「能登地震」と明記してください」)
加入者 カトリック中央協議会 カリタスジャパン
目的:被災地域の人々の支援のため(教会のためには使いません)


以 上


2024年7月3日水曜日

能登半島地震オンライン活動報告会のご案内




サポートセンターの片岡神父です。

先日も投稿したように、震災から半年が経ちましたが、断片的なニュースによって、復旧・復興に向かって歩み始めていると思われる一方、輪島や珠洲など半年経っても時間が止まったかのような、まるで取り残されたかのような光景が至る所に広がり、被災地の皆さんの中からは「忘れられていく」ことへの不安や先行きの見えない現状の声が聞かれます。
わたしたちのスタッフも限られる中、出来ることは小さいですが、他の団体とも連携・協働をとりながら被災地の皆さんとともに頑張っております。
それで今回、被災地と皆さんとのつながりの輪を広げていくためにも、サポートセンター主催でオンライン報告会を定期的に開催していけたらと企画いたしました。
第1回の報告会を来週7月12日(金)の19時30分より行います(1時間程度の予定)
被災地の近況やサポートセンターの活動状況について。また、現在ボランティアさんの宿泊所となっている、七尾ベースからもスタッフがいまの様子などをご報告する予定です。
そして、これから迎える夏休み期間中のボランティア募集についてなどもお知らせできたらと思っております。
時間がゆるせば、皆さまからのご質問などにもお受けできたらと思っておりますので、どうぞ多くの皆さまにご参加いただければ幸いです。
直前のお知らせとなってしまいましたが、今回の集いの様子は後日YouTubeでの配信なども予定し、今回の様子を見まして、今後月1ペースぐらいでの開催ができたらと検討しております。
今後とも皆さまのご支援のほどよろしくお願いいたします。
7月12日オンライン報告会 参加 Zoom ミーティング
ミーティング ID: 941 0736 3457
パスコード: 884571

2024年7月2日火曜日

買って能登を応援しよう! 輪島朝市 復興Tシャツ

 


この支援は、多くの皆さまから「被災地に行けないけど何か被災地のものを買って支援になればと思うけど何かありませんか」という声をいただき、リサーチをする中ではじまりました。

輪島朝市組合の組合長さんなどともご相談させていただき、海産物加工品などもあたりましたが、現在、能登半島海岸の隆起などで漁に出ることができていない状況や、加工工場なども被災されており、まずその生業の復興の支援になればと、わたしたちはこのシャツの販売のお手伝いをさせていただくことにしました。

ちなみに、『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』の作者で有名な永井豪さんは輪島出身です。

震災時に火災などで大きな被害をうけた輪島朝市の商店街には永井豪記念館もありました。
永井豪さんの親戚にあたる永井洋服店では、永井豪さんの協力によって輪島朝市復興Tシャツが販売されています。

しかしながら、永井さんのお店も火災で全焼されて大変な状況なため、カリタスのとサポートセンターでは、販売促進の応援のために、大量注文(10着以上より)をお受けして、注文代行のお手伝いをさせていただいています!

ネットなどでもまだ入手できない商品です!
輪島朝市の復活によって、被災地復興への大きな力となることをわたしたちは願っています!

ぜひ教会や学校などのイベント物販などで、ぜひご利用ください!
注文は下記のGoogleフォームからお申込みください。

商品は永井洋服店から直接発送されます。
代金は送付される商品に同封される振込先にて
直接お支払いください。

ご注文から発送まで1-2週間 以上
お時間を要する場合があります。
余裕をもってお早目のご注文をよろしくお願いいたします。