ボランティア募集について

第2フェーズ(5/24~) ボランティア募集のご案内【募集要項】

PDFデータはこちらからダウンロードください  カリタスのとサポートセンター 【第2期 ボランティア募集要項】   カリタスのとサポートセンター(以下、センター)は、カリタスジャパンの支援を受けて、カトリック名古屋司教区が設置した事務局です。センターでは現在、石川県七尾市...

2024年1月31日水曜日

「ついたちの祈り ついとうの祈り」

明日、ともに心をあわせてお祈りください。

YouTube配信もあります。

■能登半島地震から1か月
「ついたちの祈り ついとうの祈り」
2024年2月1日(木)16時~17時 
16時10分に黙とう
場所:聖母幼稚園(石川県七尾市南藤橋子部58)
主催:カリタスのとサポートセンター

2024年1月30日火曜日

社会福祉協議会や避難所まわり

今日は七尾市、穴水町、志賀町の社会福祉協議会や避難所などをまわり、支援ニーズの聞き取りを行いました。

まだまだ行政が被災者のニーズを把握できていない地域もありますが、私たちのいまできる支援を行なっていきたいと思います。












2024年1月28日日曜日

じんのび食堂 お茶漬けの炊き出し

今日は七尾市聖母幼稚園で「じんのび食堂」というお茶漬けの炊き出しを行いまいした。8つの具材を準備し来店された皆さんにお好みの具材を載せて召し上がって頂きました。「温かいものが食べられて嬉しいです」と仰る方もいて長く断水が続く生活のご苦労などもお話されていました。

同時に七尾のベース候補場所の荷物運びと清掃を行いました。
金沢教会の方たちとERST関係者で協力し受入れ準備を進めています。











2024年1月24日水曜日

羽咋教会へ ボランティアベース準備

今日は、羽咋教会にボランティアベースを設置するために、整備に行きました。

カリタス南相馬から、幸田司教様と、南原さんが、ボランティア用のお布団を持ってきてくださり、ベース設営もお手伝いくださいました。
まもなく、ボランティアの皆さんを迎えられるようになります。
情報をお待ちください。








2024年1月22日月曜日

のとサポートセンター センター長よりごあいさつ

 


<動画メッセージ>

1月1日に発生しました、能登半島地震に際して、発生直後から、全国各地の皆さまからのお祈りとご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。

さて、先日の松浦司教の通達にもありましたように、1月20日(土)に、カトリック金沢教会の信徒会館の一室に「カリタスのとサポートセンター」を開設いたしました。

さっそくお問合せのお電話等もいただいております。ただ、こちらもスタッフも、現在は現地やベースの準備で行き来しながら、対応にあたっておりますので、電話が受けとりづらい状況もありますが、何卒ご了承いただけたらと思います。近日中には、このセンターに常住スタッフで対応できるようにしていま準備をしております。

サポートセンターでは、さっそく昨日1月21日の日曜日に、現地での活動として、金沢教会の有志の方々にご協力をいただきながら、七尾教会に隣接します、聖母幼稚園の玄関前で「じんのび食堂」と称して、炊き出し活動をおこないました。

幼稚園の子どもたち、ご家族をはじめ、近隣住民の方々には、2−3日前から事前にご連絡をさしあげ、あいにくの小雨の降る中でしたが、通りすがり方々にも寄っていただきながら、100名を超える方々が利用してくださいました。

七尾市内もまだ断水が続いています。
利用されたほとんどの方々が、まだ普段の生活のような食事ができていない、パンやレトルト食品、カップラーメンなどといった食事を利用される方が多いようです。

そういった中で、昨日は、あたたかい豚汁やおにぎりを提供しまして、あたたかい食事は本当に有難いと言っていただきながら、ホッとされている皆さんの様子が印象的でした。

そして、参加されている皆さんとお話をしながら感じたことは、先ほどの食事と同様、避難所からご自宅に移られておられる方も多くいらっしゃいますが、断水の影響も大きいと思いますが、震災以後からの生活がこの3週間でほとんど変わっていないという現実も見えてきます。

まだ、家の中の崩れたものの片づけに手を出せていない方がほとんどではないか、という私自身の印象でした。

本来であれば、そういったところの支援もしていきたい気持ちはあるのですが、社会福祉協議会のボランティアセンターでの一般募集もない中で、全国からボランティアさんにお越しいただける状況では現段階ではありません。

その理由としましては、まだ余震が続いていること、そして、活動先の安全面や衛生面の確保、とくに水道が断水しているのは大きいです。お手洗いなどの確保なども含め、安全に活動ができる状況ではないことがあげられると思います。

今日の北國新聞の一面ですが、水道の復旧がまだ2ー3ヶ月と続くことが報道されています。

また、輪島、珠洲の方に関して言えば、道路の状況が回復せずに、金沢から5時間以上、七尾から輪島まで3時間以上かかる現状があります。その点をどうぞご理解ください。

そのため、できることをと思い、わたしたちは、いま水道が来ている、一番被災地に近い、羽咋教会にいまボランティアさんの拠点をと考えて今週も準備をしていきたいと考えています。

大変もどかしい状況ではありますが、ボランティアに来ていただける状況になりましたら、のとサポートセンターを通してすぐにお知らせいたします。

ボランティアの問い合わせ等も含めて、のとサポートセンターからのお知らせをお待ちいただけますようお願いいたします。

また、そういった状況ですので、視察をしたいなどのお問い合わせもいただいておりますが、スタッフが限られる中、お応えすることができないことをご了解いただけたらと思います。

また、七尾の聖母幼稚園は再会しておりますし、輪島のうみのほし幼稚園も電気が入り次第再会見込みですので、個人的な訪問や、物資のお届けなどもできるだけお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします。

被災地の方々も、前を向いて頑張っておられます。わたしたちもそこに出来る限り寄り添って、ニーズにこたえていけるように頑張っていきたいと思います。

そういった意味で、長い支援が求められると思います。
また逐次、サポートセンターのブログ、フェイスブックなどで発信していきたと思いますので、引き続き、お祈りとご支援よろしくお願いいたします。

カリタスのとサポートセンター
片岡 義博

2024年1月19日金曜日

カリタスのとサポートセンター開設と今後の活動について

 「カリタスのとサポートセンター」センター長の片岡神父より、サポセンの概要と今後の活動についてなどについてお知らせいたします。


1.カリタスのとサポートセンター開設

 本日、1月20日、カトリック名古屋教区は能登半島地震災害対応のための拠点として、カトリック金沢教会に「カリタスのとサポートセンター」を開設しました。

 *センター長:片岡義博神父
  スタッフ:ERSTメンバー、現地スタッフ及びボランティア

 *住所:〒920-0962 石川県金沢市広坂1-1-54 カトリック金沢教会内

 *携帯電話:1)070-1220-7495、 2)070-1220-7497

 *メールアドレス:noto.saposen@gmail.com

 *定休日:木曜日

 *開所時間:9:00-17:00

 *募金受付:

  1 名古屋教区:教会関連施設とその被災者、および地域被災者支援
   郵便振替口座:00810-5-50605
   加入者名:カトリック名古屋教区
   通信欄に「のと地震」や「NOTO」などとお書きください。

  2 カリタスジャパン:カリタスのとサポートセンターを中心とした地域の被災者支援
   郵便振替口座:00170-5-95979
   加入者名:宗教法人カトリック中央協議会 カリタスジャパン


2.今後の活動について
 1 カトリック幼稚園再開のための水支援

能登半島地域には2つのカトリック幼稚園があります。
その一つ「聖母幼稚園」がある七尾市では、電気・ガスは復旧していますが、いまだ断水がつづいており、完全復旧までに2~3か月はかかるとのことです。聖母幼稚園では断水の中、日中、保護者の方がお仕事などで不在の家庭を中心に園児を受け入れ、幼稚園を再開しています。現在はすべての園児の受け入れを開始していますが、保護者が園の状態に遠慮して、子どもを幼稚園に通わせることをためらっているケースも多いとのことです。

保育に必要な水は、職員の先生方が近くの井戸水を汲みに行き、トイレ、手洗いなどに節約しながら使用しています。

そこで、幼稚園の運営のために必要な水を支援することを決定しました。水を支援することで、安心して給食や衛生管理を行うことができ、また水を汲みに行かれている職員の方々の負担を軽減し、本来業務である保育に専念していただくためです。水の心配なく保育を行うことで、今まで通りすべての園児が戻ってきてくれることを希望されています。

主な水支援は、以下の通りです。
・給水タンクによるトイレ、手洗い等の水支援
・ウォーターサーバーによる飲料水支援
・トイレなどへの給水も、のとセンスタッフが行い、先生方の負担を軽減します。

また、輪島市の「海の星幼稚園」では、まだ電気、水道が復旧していないため、幼稚園再開には時間がかかることが予想されますが、こちらも再開に向けての物資支援や水支援を行っていく予定です。


 2 みんなが集まれる場作り「じんのび食堂」
「じんのび」とは七尾の方言で「のんびり」という意味です。
幼稚園の保護者や地域の方々が温かい食事を食べながら、ゆっくり交流する場として、聖母幼稚園駐車場で炊き出しを行います。炊き出しというよりは、地域の交流のための食堂というイメージです。毎週末行うことを計画しています。

園に戻ってくることをためらっているご家庭がこの場を通して、幼稚園に戻ってくるきっかけ作りになればと幼稚園の先生方も期待されています。

幼稚園関係者だけでなく、広く地域の方々、どなたでも参加していただき、ほっと一息つきながら、交流する機会となればと思っています。

また、交流の中から聞こえてくる、お困りごとなどにも今後、応えていきたいと考えています。

以上

センター長 片岡義博神父






サポセン開設いたします!

本日(1月20)より、名古屋教区「カリタスのとサポートセンター」を正式に開設いたします。開設にあたり、松浦司教からの通達がありましたのでお知らせいたします。

能登半島地震被害についての報告と対応(4)
名古屋教区「カリタスのとサポートセンター」が活動を始めました!


+主の平和
 すでにお知らせしたとおり、1月20日(土)より金沢教会内に設置されたサポートセンターが活動を開始しました。これまで続けてきた初動の支援活動を、今後はセンターを中心に計画的な息の長い支援活動へと展開していくことになります。

 私たちは、このセンターの名称を「カリタスのとサポートセンター」としました。これは、カリタスジャパンのセンターではなく、あくまでもカトリック名古屋教区のセンターですが、このセンターを中心に行う活動の中で、教会外の支援活動にかかる費用はカリタスジャパンから出されます。その意味で、地域の人々への支援は実質カリタスジャパンが行っているとも言えますし、一般社会にとっては信頼を持たれる団体として認知されていますので、対外的にも「カリタス」の名称をつけることにしました。従って、今後、表題通り「カリタスのとサポートセンター」として活動します。

 一方、教会関連施設や被災した信徒や共同体のため、また特に被災したカトリック幼稚園のために支援をするのもこのセンターの中心的な支援なので、名古屋教区に寄せられた募金はこのために使わせていただくことになります。

 なお、サポートセンターが開設されましたので、今後、現地の状況や活動報告はセンターからさまざまな手段を使って皆さまにお届けすることができるようになります。

 すでに多くの方々、団体からの募金が届いており、感謝の言葉もありません。特に、輪島教会は土地も建物も壊滅的で手の施しようもなく、隣接する海の星幼稚園も、たとえインフラが復旧して開園できたとしても、子どもたちを外で遊ばせることもできません。今後も皆さまのお祈りとご支援をよろしくお願いします。

 1月17日は29年目の阪神・淡路大震災の日でした。東日本大震災の被災者の方々は今も厳しい状況に置かれた方々がおられます。能登半島地震の被災者への関りを通して、こうした人々のことも含めて忘れずに祈り続けたいと思います。

感謝のうちに

Prot.No5/2024
2024年1月20日
名古屋教区司教 松浦悟郎