2024年1月22日月曜日

のとサポートセンター センター長よりごあいさつ

 


<動画メッセージ>

1月1日に発生しました、能登半島地震に際して、発生直後から、全国各地の皆さまからのお祈りとご支援をいただき、心から感謝を申し上げます。

さて、先日の松浦司教の通達にもありましたように、1月20日(土)に、カトリック金沢教会の信徒会館の一室に「カリタスのとサポートセンター」を開設いたしました。

さっそくお問合せのお電話等もいただいております。ただ、こちらもスタッフも、現在は現地やベースの準備で行き来しながら、対応にあたっておりますので、電話が受けとりづらい状況もありますが、何卒ご了承いただけたらと思います。近日中には、このセンターに常住スタッフで対応できるようにしていま準備をしております。

サポートセンターでは、さっそく昨日1月21日の日曜日に、現地での活動として、金沢教会の有志の方々にご協力をいただきながら、七尾教会に隣接します、聖母幼稚園の玄関前で「じんのび食堂」と称して、炊き出し活動をおこないました。

幼稚園の子どもたち、ご家族をはじめ、近隣住民の方々には、2−3日前から事前にご連絡をさしあげ、あいにくの小雨の降る中でしたが、通りすがり方々にも寄っていただきながら、100名を超える方々が利用してくださいました。

七尾市内もまだ断水が続いています。
利用されたほとんどの方々が、まだ普段の生活のような食事ができていない、パンやレトルト食品、カップラーメンなどといった食事を利用される方が多いようです。

そういった中で、昨日は、あたたかい豚汁やおにぎりを提供しまして、あたたかい食事は本当に有難いと言っていただきながら、ホッとされている皆さんの様子が印象的でした。

そして、参加されている皆さんとお話をしながら感じたことは、先ほどの食事と同様、避難所からご自宅に移られておられる方も多くいらっしゃいますが、断水の影響も大きいと思いますが、震災以後からの生活がこの3週間でほとんど変わっていないという現実も見えてきます。

まだ、家の中の崩れたものの片づけに手を出せていない方がほとんどではないか、という私自身の印象でした。

本来であれば、そういったところの支援もしていきたい気持ちはあるのですが、社会福祉協議会のボランティアセンターでの一般募集もない中で、全国からボランティアさんにお越しいただける状況では現段階ではありません。

その理由としましては、まだ余震が続いていること、そして、活動先の安全面や衛生面の確保、とくに水道が断水しているのは大きいです。お手洗いなどの確保なども含め、安全に活動ができる状況ではないことがあげられると思います。

今日の北國新聞の一面ですが、水道の復旧がまだ2ー3ヶ月と続くことが報道されています。

また、輪島、珠洲の方に関して言えば、道路の状況が回復せずに、金沢から5時間以上、七尾から輪島まで3時間以上かかる現状があります。その点をどうぞご理解ください。

そのため、できることをと思い、わたしたちは、いま水道が来ている、一番被災地に近い、羽咋教会にいまボランティアさんの拠点をと考えて今週も準備をしていきたいと考えています。

大変もどかしい状況ではありますが、ボランティアに来ていただける状況になりましたら、のとサポートセンターを通してすぐにお知らせいたします。

ボランティアの問い合わせ等も含めて、のとサポートセンターからのお知らせをお待ちいただけますようお願いいたします。

また、そういった状況ですので、視察をしたいなどのお問い合わせもいただいておりますが、スタッフが限られる中、お応えすることができないことをご了解いただけたらと思います。

また、七尾の聖母幼稚園は再会しておりますし、輪島のうみのほし幼稚園も電気が入り次第再会見込みですので、個人的な訪問や、物資のお届けなどもできるだけお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします。

被災地の方々も、前を向いて頑張っておられます。わたしたちもそこに出来る限り寄り添って、ニーズにこたえていけるように頑張っていきたいと思います。

そういった意味で、長い支援が求められると思います。
また逐次、サポートセンターのブログ、フェイスブックなどで発信していきたと思いますので、引き続き、お祈りとご支援よろしくお願いいたします。

カリタスのとサポートセンター
片岡 義博